
気象予報士ってどんな資格?難易度は??試験はどんな感じなのかしら???
私も目指せるのかしら????

気象予報士を目指すあなたへ、気象予報士試験の概要を説明いたします!
気象予報士試験概要
試験実施日
例年1月下旬と8月下旬の日曜日に行われています
試験地
北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県、沖縄県の6か所で行われます。
試験手数料
●全学科受験される方 11,400円
●学科1科目が免除の方 10,400円
●学科2科目が免除の方 9,400円
受験資格
誰でも挑戦できます(受験資格の制限はありません!!)

だれでも挑戦できるなんてビックリ!私も気象予報士を目指せるのね!!

現在の気象予報士試験最年少合格は、11歳11ヵ月(小学校6年生)!最年長合格は68歳!!幅広い年代の方が気象予報士を目指して受験しているんですね。
試験内容
試験は、学科試験と実技試験があります。
学科試験は予報業務に関する一般知識と専門知識があり、原則として5つの選択肢の中から1つを選択するマークシート方式です。
実技試験は記述式で、解答用紙に文章や図表で解答を記述する方式です。
試験の時間割および試験科目
試験時間 | 試験科目 | 試験方式 |
09:40~10:40
(60分) |
学科試験(予報業務に関する一般知識) | マークシート |
11:10~12:10
(60分) |
学科試験(予報業務に関する専門知識) | マークシート |
12:10~13:10 | 休憩 | |
13:10~14:25
(75分) |
実技試験1
(気象概況及びその変動の把握、局地的な気象の予報、台風など緊急時における対応) |
記述式 |
14:55~16:10
(75分) |
実技試験2
(気象概況及びその変動の把握、局地的な気象の予報、台風など緊急時における対応) |
記述式 |
出題範囲
科目 | 内容 |
学科 一般知識 | ・大気の構造 ・大気の熱力学 ・降水過程 ・気象現象 ・大気における放射 ・大気の力学 ・気候の変動 ・気象業務法とその他の気象業務に関する法規 |
学科 専門知識 | ・観測成果の利用 ・数値予報 ・短期予報 ・中期予報 ・長期予報 ・局地予報 ・短時間予報 ・気象災害 ・予想の精度の評価 ・気象の予想の応用 |
実技 | ・気象概況及びその変動の把握 ・局地的な気象の予報 ・台風等緊急時における対応 |
合格基準
・学科試験 (予報業務に関する一般知識):15問中正解が11問
・学科試験(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11問
*合格の基準は平均点により調整される場合があります
過去に9問や10問で合格になったことがあります。
・実技試験:実技試験1と実技試験2の総得点が満点の70%以上
一般知識と専門知識の両方が合格基準に達していないと実技試験は採点されません!
試験の一部免除
学科試験の一般・専門については、合格した科目においては合格発表日から1年以内に行われる試験でその科目の試験が申請により免除されます。
範囲も広いし、試験も一日がかりで大変そうだわ~。私にも目指せるのかしら?自信ないわ・・・。教えてガール

まずは学科試験合格を目指して勉強を始めてみたらどう?学科試験が受からないと実技試験は採点してもらえないからね。さあ、一緒に気象予報士を目指して頑張りましょう!!
次の記事では試験の合格率、難易度についてお話します!